多種多様で、いろんな柄や色のきれいな花を咲かせてくれるクリスマスローズ。
そんなクリスマスローズは一体どのように育てていけば良いのでしょう?
植え替えの時期や、土の選び方についてご紹介していきます。
クリスマスローズの育て方!株分けの方法と植え替え時期・用土の選び方!
クリスマスローズの植え替えの時期については
花が咲く季節、冬から春にかけてがベストです。
クリスマスローズには、数日間水を与えないようにします。
新しい植え込み用土を数日前に作っておき、水をかけて湿らせておきます。
植え替えの際、クリスマスローズの根をほぐし、
新しい用土となじむように植えていきましょう。
植え替え後は水を与えないで、翌日に鉢の底から水が染み出すくらいまで
しっかり与えましょう。
用土の選び方は4つのポイントがあります。
1つ目は排水性。
根腐れしないよう、水はけが重要です。
2つ目は保水性。
土中の水分の保持が損なわれると、成長が遅れます。
3つ目は保肥性。
雨や水やりで土中に含まれた肥料成分が逃げないもの。
4つ目は通気性。
空気の流れを良くし、根の呼吸を助けます。
これらの条件を注意し、数々の土を混ぜ合わせて作ります。
クリスマスローズの株分けは、発芽から7~8年経った10月ごろに行うのが良いでしょう。
株の中心などは古い芽が残り、板状になっているので
ナイフなどを坂根の中心に差し込み、こじ開けるようにして株を分けます。
あまり小さく分けすぎず4~5くらいの芽をつけるようにして株分けしましょう。
クリスマスローズを栽培する用土のブレンドは
赤玉土5~7、腐葉土4~2、軽石(鹿沼土)1を基準とし、
その他調整に籾殻燻炭、蛎殻石灰、牛糞堆肥を適量ブレンドして、用土を作ります。
クリスマスローズの育て方!植え替え後の置き場所に最適なのは⁉
クリスマスローズの植え替えや、株分けも終わり、
十分に根が回った6~7月ごろは、気温も湿度も高くなり、
ヨーロッパ生まれのクリスマスローズにはつらい日々が続きます。
梅雨時期の対策としては、株と株の間の通風確保や、根腐れの防止、
病害虫予防としての雑草取りなど、十分な注意が必要です。
さらに集中豪雨などの時には、鉢土が乾きにくくなりますので、
家の軒下や、一時的に家の中に避難させましょう。
クリスマスローズの植え替え方法、株分け、用土についてまとめました。
クリスマスローズは、高温多湿が苦手です。
初夏から秋にかけて、気温が高い時の水やりの時間帯は、
朝か夕方の、一日の中で比較的気温が低い時間帯にしましょう。
水を与えるというより、鉢の中の温度を下げてあげるといった考え方です。
植え替えや株分けなども、時期に注意して、
新しい用土の準備の時期を逆算して、一つ一つ丁寧にやっていきましょう。
しっかりと、愛情をもって準備して育てていけば、
クリスマスローズは今年もまた、きれいな花を咲かせてくれるでしょう。
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