2月3日は節分です。
節分と言えば、「鬼は外、福は内」のかけ声で豆をまき、
無病息災を願う行事。
大人の方は当たり前に節分の日や、その由来をご存じかと思います。
しかし、その節分の由来をあなたのお子様や、
あなたの周りにいる子どもたちにわかりやすく説明することが出来るでしょうか。
こちらの記事では、子どもに説明しやすいよう、
説明例や、おすすめの節分絵本についてご紹介いたします。
節分の由来を子どもに説明しよう!簡単で分かりやすい説明例!
「節分」という言葉には、「季節を分ける」という意味があります。
昔の日本では、春は一年の始まりとされており、
現代のお正月と同じように特に大事にされてきました。
暦の上で、春が始まる日を「立春」と呼び、
2月4日ごろをそう呼んでいます。
そして、冬と春を分ける日、
つまり春が始まる前の日(2月3日)を「節分」と呼ぶようになりました。
節分には、悪いものを追い払い、
福を呼び込むために炒った豆をまきます。
悪いものを鬼に見立て、豆をまくのですが、
なぜ、炒った豆なのでしょう?
それは、生の豆を撒いて、
悪いものから芽が出てしまっては困るから。
なので、生の豆ではなく炒った豆をまくのですね。
ちなみに、ある地方では落花生をまく習慣がある地域もあるそうです。
節分の由来が分かるおすすめ絵本3選!
子どもに説明するために、絵本は効果的ですね。
こちらでは、節分の由来がわかる絵本をご紹介してまいります。
「せつぶんのひの おにいっか」青山友美(作・絵)
鬼はいつも家にいるとしたらどうでしょう?
鬼の姿は人間には見えてないけれど、人間の家の中で
鬼の一家が一緒に暮らしているという設定のお話です。
「ふくはうち おにもうち」内田麟太郎(作)/山本孝(絵)
鬼は怖いものとして描かれることがほとんどの節分の絵本の中で
「笑う門には福来る」ということわざ通り、笑いがこみあげてくる
絵本です。
「きょうはせつぶん ふくはだれ?」正岡慧子(作)/古内ヨシ(絵)
山奥に住む赤鬼の子供が、初めて山を下りて村に向かいます。
「おにはそと~」の声を聴き、もぐりこんだ縁の下に
いたのは、「おれはふくだ」という人間の悪者でした。
まとめ
節分の由来や、節分について書かれている絵本についてご紹介しました。
近年ダウントレンドなどで、
行事ごとが無くなってきつつある中、
節分は子どもたちが関わりやすいこともあり、
永く、受け継がれています。
その中で、行事ごとの由来を知ったうえで、
子どもたちが参加するというのは、
とても大事なことだと感じますし、
より楽しめるかもしれませんね。
子どもたちと一緒に節分を楽しみましょう。
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