ひな祭りは日本人にとって、ポピュラーな行事ですが
ひな祭りの由来を知っていますか?
詳しくは知らない方も多いんじゃないでしょうか?
伝統的な行事ですので、やはり子どもにも受け継いでいってほしいものです。
ひな祭りの由来を分かりやすく、ご説明いたします。
ひな祭りとは?
そもそもひな祭りとは、「上巳の節会(じょうしのせつえ)」といって
自分の悪いところを、人形になでつけて
川に流して、厄払いをすることと
ひいな遊びといって、いわゆる人形遊びが合わさったのが、
ひな祭りの由来なんです。
身代わりなんですね…。
これらを、子どもに伝えると少し怖い印象になってしまうので、
「ひな祭りにひな人形を飾るのは、
元気で幸せになれますようにとお願いしているんだよ。」
「お雛様は元気にいられるように見守ってくれているんだよ。」
などと、柔らかい表現にしてあげると、
怖い印象を持たずに、理解してくれるはずです。
ひな祭りの由来は食べ物で説明しよう!レシピと意味を合わせて知ろう
実は、ひな祭りに食べるものにも、ちゃんと意味があるんです。
レシピと合わせて、ご説明いたします。
〇蛤のお吸い物
レシピはこちら→https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1770021068/
蛤は初めから対になっていた貝じゃないと
絶対に合わさることがないといわれており、
そんなことから、
「娘がステキな男性と出会い、幸せに暮らせるように」という
願いがこめられています。
〇菱餅
レシピはこちら→https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1000002064/
菱餅は中国から伝わった風習で、
元々は母子草(ははこぐさ)という葉で作られた草餅でした。
ですが、‘母子をついて餅にする’というのが
日本人には受け入れられず、ヨモギを使うようになったそうです。
今の形になったのは、江戸時代からで、
赤…魔除け
白…清浄
緑…健康
という意味があるそうです。
〇ひなあられ
レシピはこちら→https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1390034339/
貴族の娘たちが、人形に春の景色を見せる
「雛の国見せ」というものがあり、
そのときに食べていたのが、ひなあられだったようです。
こんな歴史を持つひなあられ。
関東と関西では違うようで、
関東…ポン菓子を砂糖で甘くしたもの
関西…餅を揚げ、塩や砂糖醤油で味付けしたもの
だそうです。地域によって、全然違いますね。
子どもと一緒に作れる!ひな祭りの献立からひな祭りの由来を説明しよう
〇ちらし寿司ケーキ
レシピはこちら→https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1620020720/
諸説ありますが、平安時代、桃の節句に
彩り豊かな具材をのせた「なれ寿司」というものを
食べていたそうで、
そこから現代に至るまでに、
より彩り豊かにと進化を遂げて、
ちらし寿司に行きついたわけです。
のっている具材にも意味があって、
えび…腰がまがるまで長生きできますように
豆…健康でマメに働く
れんこん…先が見通せるように
と、それぞれにちゃんといた意味があるんですね。
〇カップちらし寿司
レシピはこちら→https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1740008950/
これらのレシピにあるように、ケーキ型にしてみたり
カップに入れてみたりと
子どもと一緒にデコレーションを楽しみながら
由来を伝えていくのは、いかがでしょうか?
まとめ
ひな祭りの由来について、ご説明いたしました。
やはり子どもが理解できるような言葉を選んで
説明するのはなかなか難しいですね。
ですが、ご説明した中にあったように
一緒にひな祭りのごはんを作りながら説明すると
子どもも楽しく理解してくれると思いますので
ぜひ試してみて下さいね。
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