お子さんの節句のお祝い。
せっかくならごちそうを並べたいですよね!
端午の節句で思い浮かべるのは
ちまきと柏餅ですね。
行事のごちそうは作るのが難しく感じますが、
手間をかけずに作れるレシピはたくさんあります。
今回は、端午の節句のふさわしい
ちまきと柏餅のレシピをご紹介します。
端午の節句にちまきや柏餅を食べる意味と由来を知っておこう!
関東では柏餅、関西ではちまきを食べる
という説もありますが、
現在では好みでどちらかを食べたり、
両方食べるという方もいるようです
ちまきを食べる風習は、中国から広まりました。
政治家でもある詩人が川で入水自殺をした後、
魚がその遺体ではなくご飯を食べるようにと、
笹の葉でつつんだご飯を川へ投げいれた
という説があります。
これが端午の節句の時だったので、
その後ちまきを食べる習慣ができたそうです。
日本ではかつて、ちまきを巻いている葉っぱは、
茅(ちがや)というものでした。
茅で巻いているので
茅巻き→ちまき
という説もあります。
茅の葉は先がとがっていて、
魔除けの意味があるそうです。
現在では、笹の葉で包まれているものが一般的です。
一方、柏餅は包まれている葉に縁起があります。
柏の葉は、新しい芽が出るまで落ちない葉っぱなので、
子孫繁栄の意味があるといわれています。
また、新しい芽が出るまで葉が出ない様子を
「子供が大きくなるまで親は死なない」
という意味で、家族の健康を願う意味もあります。
アレンジもアリ!端午の節句の定番【ちまき・柏餅】簡単レシピはコレ!
ここでは、端午の節句の定番
ちまきと柏餅のレシピをご紹介します。
せっかくの縁起物なので、
ちまきを主食に、柏餅をデザートにして
食卓に並べても良いですね。
まずは、ちまきのレシピをご紹介します。
ちまきというと、中華おこわと思い浮かべます。
簡単に済ませるなら、炊飯器に任せましょう
もち米を使った簡単レシピはこちらです。
炊飯器で簡単 中華ちまき風おこわ

おこわを炊いたら、おにぎりのように握ると、
ちまきの雰囲気が出ますね。
もち米は普段使わないから、買うのがもったいない!
そんな方には、お米とお餅でもおこわ風にできあがります。
炊飯器で簡単!中華ちまき
本格的に作りたいなら、こちらのレシピもおすすめです。
竹の葉で巻く本格派レシピです。
本格!中華ちまき

お子さんのお世話や用意にかけられる時間で
レシピをチョイスしてみましょう。
つづいて柏餅のレシピです。
柏の葉っぱは、端午の節句が近づくと
スーパーで売られていることがあります。
また、ネット通販でも塩漬けのものが売られているので、
柏餅づくりにもチャレンジしてみましょう。
まずは、短時間でできる柏餅のレシピです。
あんこも市販のものを使って、
時短しましょう。
30分レシピ★レンジで簡単柏餅
お子さんの初節句でも、柏餅を出したいですね。
しかし、小さなお子さんに餅菓子は不安に感じます。
まだ離乳期のお子さんにぴったりなのが
こちらのレシピです。
♪手づかみ離乳食♪こどもの日に柏餅風!
好きなお子さんが多いジャガイモを使うというアイデアが
新鮮でユニークですね。
簡単にできるレシピを利用して、
手づくり料理でお祝いしましょう。
端午の節句の料理のまとめ
端午の節句で、ちまきや柏餅を食べるのはなぜだろうと
疑問に思う方も多かったのではないでしょうか。
日本では、端午の節句をこどもの日といいますが、
中国では、魚を守るためにちまきを投げたことから
風習が広まりました。
国が違うと、いろいろな文化がありますね。
ちまきを巻く葉っぱも柏餅の葉っぱも
魔除けや子孫繁栄などの
子供が健やかに成長するための
願いが込められていることがわかりました。
手間がかかりそうな、ちまきや柏餅は、
簡単に作れるレシピが意外と多いです。
ご家族そろってごちそうで節目を迎えてくださいね。
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