新入社員の歓迎会の挨拶を任されて、あと1時間でその歓迎会が始まります。
そんな私もここに入社して10年と経ちます。もう古株の古株です。
そうしてもう10回目の歓迎会を迎えようとしています。
初々しい社会人の、まだあどけない学生気分の抜けてない感じが、私のあの頃を思い出させます。
私もそんな時代もありましたが、今はもう古株となりました。そんな古株にもやることはあります。
私たちがすべきことは、新社会人たちを受け入れ、これからビジネスマナーや
研修や仕事のイロハを教えて行かなければなりません。
経験を積んで成長させるのは、私たち先輩である古株の仕事でもあります。
そんな私の話はさておき、失敗しないとされる締めの言葉を3選ほど、紹介いたしたいと思います。
これはもう言わなくても分かっていますが、新入社員のための歓迎会です。
私たちが出しゃばる場ではありません。彼らを受け入れこれからをサポートする側なのです。
なのでサクッと紹介したいと思います。
- 元気よく笑顔で明るく!
締めの挨拶をお願いされて、「嫌だなぁ」と思いながら締めを行うのと、
嫌でも「よっし!締めは任せてください!」という感じで行うとでは、
ずいぶん感じも違います。その締めによって、上司や新入会社員の気持ちも違います。
笑って終わるのか、嫌な気分で終わるのかは、自分次第です。
- 手締めをする場合は、参加者全員に伝えておく。
手締めとは、手打ちによって行事を締めることを言います。
【一本締め】⇒パパパン、パパパンパパパンパン!
【三本締め】⇒一本締めを3回繰り返すことを指します。
【一丁締め】⇒かけ声に「よーっ!」パン!
※【一本締め】、【三本締め】は「お手を拝借」から始まり、
終わりは「ありがとうございました」で締めます。
※一本締めと一丁締めはよく勘違いされている方が多いようです。気をつけましょう。
- どんな挨拶で締めるのか?
長すぎず、誰のための歓迎会なのかを頭に入れて手短に締めを行います。
中締めでしっかりとした挨拶をしているので、ガッツリとした挨拶は、
その場をしらけさせてしまいます。簡略にしましょう
歓迎会の挨拶は二種類!?中締めと締めの違いを知ろう
歓迎会の挨拶でびっくりしたことが、【中締め】と【締め】と2種類あることです。
中締めというのは、俗に言う「一次会で一回締めましょう」というのが、【中締め】と言います。
ここで、一回区切りをつけて会計をして、二次会に行く人と帰る人と分れます。
二次会に行く人は徒歩なり、タクシーで行くなりして更に親睦を高めに行く人もいれば、
その場の雰囲気を楽しむ人もいます。まだまだ飲み足りない人ももちろんいます。
楽しい時間を楽しむのも大人の一歩なのかもしれませんね。
歓迎会の挨拶はマニュアルどおりが基本!締めのやり方を覚えよう
上記を元に私なりに締めのマニュアルを作成してみました。
みなさん!お疲れ様でした!
美味しい料理にお酒もいただき、良い感じに歓迎会も終了時間となって参りました。
(ここでいったん飲み会を終了します。のかけ声をします。)
この後は二次会も企画しております。
まだまだ飲み足りない!まだまだ話し足りないという方はぜひご参加ください。
(二次会もありますよ!とアピールをして、一回締めさせてくださいね。とアピール)
それでは本日、お集まりいただいた皆さまのご健康と会社の繁栄を願いまして、
一本締めで締めさせていただきます。皆さん、お手を拝借!(ここで中締めをします)
(一本締め)
ありがとうございました!
それでは皆さん、お帰りの際には、お忘れ物のないよう、
気をつけてお帰りください。
また二次会に参加される方は、山田課長のところにお集まりくださいませ。
(一本締めをしてくださった方々や、参加してくださった方々へのお礼を込めての挨拶。
そして二次会への案内をスマートに行う)
この後、何人かの新入社員は二次会に参加して、古株たちや上司たちとお酒やジュースを
楽しんで次の出勤日には、なんだか少しだけですが、大人びた彼らの表情が頼もしく見えました。
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