ふと、FINAL FANTASY V(FFV)のことを思い出しました。
私が最初に遊んだFFです。
そこでちろりと検索をかけてみると、極限低レベル攻略動画なんてのが出てきて奥の深さを実感しました。
今回はFFVの思い出を個人的に振り返ってみたいなぁと思います。
最初に出会ったのはGBA版
発売当時、存在は認知していましたが、全く遊べずにいました。
これはFFに限らず、RPG全般が該当します。
当時、ゲームは一日30分って制約が家にありまして、自由なセーブが難しく1プレイがどうしても長くなってしまうRPGが遊べなかったのです。
最初に遊んだRPGは比較的自由にセーブができる『ポケットモンスター ピカチュウ』でした。
そんな私が最初に出会ったFFがV。
ゲームボーイアドバンスで発売された『FINAL FANTASY V アドバンス』でした。
時間の制約もほぼなくなり、同時に携帯機で遊べるようになった名作ゲームということで飛びつき、すぐさまハマりました。
何周やったかは忘れましたが、起動しなくなってしまうほど遊び倒し、その後はオリジナル版『FINAL FANTASY V』を購入。
なんのかんのでそちらも3周ほど遊んでます。
今はスーファミ・ゲームボーイアドバンス共に手元にないので遊びたくても遊べない状況……かと思っていましたが、手持ちのハードでもプレイステーション3やiPhoneで移植版が遊べることを知りました。今度買おう。
FFVに魅入られた理由
FFVは、先に書いた通り始めて遊んだFFでした。以降IVやリメイクされたIやII、IIIなども遊びましたが、未だに一番Vが好きです。
その魅力は、なんと言ってもジョブチェンジシステム。
月並みですが、他のゲームにはない独特なカスタマイズ性を持ったこのシステムは本当に素晴らしく、時間泥棒でもあります。
簡単に言えば、キャラクターの性能を根本から変えてしまうシステムです。
本作には5人のメインキャラクターが登場し、それぞれがパーティーを組みます。
これが通常のゲームであれば、各キャラクターに強い個性があり、それを活かした性能と役割が割り振られることになります。
ジョブチェンジシステムはこの前提を覆すシステムとなっているのです。
キャラメイクシステムを投入したゲームと違いちゃんとキャラクターが立っているのに、その役割は千変万化。
しかも、戦闘中でなければ好きなように役割を変えられるのもまた面白い。
元々決まったメインキャラクターを使いながらも、あるときは全員戦士、あるときは全員魔法使い、あるときはバランスの良いパーティーなんて感じで進めていけます。
ジョブチェンジシステムはFFIIIでも見られましたが、こちらは変更に手間がかかったりして、本作ほど自由度が高く感じられませんでした。
敵に合わせたり、趣味に走ったり、気分で決めたり、不利なジョブで固めて縛りプレイみたいなことをしたり……ジョブチェンジだけでいろんな遊び方ができます。
私のおすすめの遊び方はロールプレイ。
キャラクター同士で役割分担を決めているという脳内設定を作って「バッツ(主人公)ならシーフを選びそう」といった感じで想像を膨らませていく遊び方です。
この遊び方の魅力は作品の外で話を好きに広げられることにあります。
結果、バランスが悪くなって作戦会議を開いたり(脳内)、強敵にボコボコにされて普段は持たない武器を持つジョブを身につけてみたり(脳内)、熱中度が増しますよ。
レベル5デスの悪夢
私の思い出話をもう一つ。
見出しタイトルのとおり、レベル5デスに苦しめられた思い出です。
レベル5デスとはレベルが5の倍数の相手を即死させる魔法なのですが、逆に言えばレベルが5の倍数でなければ引っかからないという対策が容易な魔法です。
私が悪夢を見たのは初回プレイの時。
丹念なレベル上げを繰り返して安定したプレイを続けていた私は、ちょうど5の倍数のレベルでレベル5デスを使ってくる敵が出てくるマップに突入、即全滅の憂き目に会いました。
ここまでは遭遇したプレイヤーも多い現象なのですが、問題はここから。
先に書いた通り、私は想定レベルよりかなり高めのレベルで戦っていたのですが、レベルが高ければ、当然次のレベルまでの必要経験値も多くなります。
洗礼を受けた後は1つレベルを上げて(5の倍数の次のレベルが5の倍数になることはない)再突入する必要があるわけですが、私はそのレベル上げに非常に苦労する事となったのです。
レベル5デスのためだけに延々雑魚と戦い続けるのは、割と苦しい経験でした(笑)
久しぶりにRPGがやりたい
ここのところ、本作みたいなJRPGを遊べていませんでした。
それがFFVを思い出した理由かもしれません。
ちょっとiPhone版買って遊ぼうかな。
……FFVももう四半世紀以上前のゲームなんですよね。懐ゲーの枠に入っているのはわかっていましたが、実際に数字で見てみると想像以上に昔だなぁ。
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