先日放送2周年を迎えた、
マギアレコード-魔法少女まどか☆マギカ外伝-!
2019年9月8日に開催された、2周年記念イベント「Magia Day 2019」にて、ついにアニメ放送の開始時期が公開されました!
今回はアニメ化の時期や原作の情報をまとめてみました!
アニメ放送は2020年1月!
ずばり、アニメ放送は2020年1月!
魔法少女まどか☆マギカの幹事局であり、本作でもキー局になると予想されるMBSの他、
TOKYO MX
群馬テレビ
とちぎテレビ
BS11
にて放送されます。
イベント会場ではすでに1話が先行上映されたとのことで、
制作には相応の余裕がありそうです。
再度の放送延期は無いでしょう。
おそらくギリギリまで2019年10月放送開始で制作を進めており、
ギリギリで3ヶ月の延期が決まったのではないかと思います。
……放送延期・公開延期を多発させたSHAFTの制作ですし。
新キャラクター黒江登場
作品ファンとして気になるのは、
「どこまでアニメ化されるのか」
というところにあります。
5章ぐらいまでなら1クールに収まるか……と予想していたこともありましたが、
新キャラクターの追加が発表され、一気に読めなくなりました。
新キャラクターの名称は黒江。
名前通りの黒い髪が特徴のキャラクターです。
魔法少女まどか☆マギカの外伝作、つまりマギアレコードの兄弟作である「魔法少女おりこ☆マギカ」を執筆した
ムラ黒江氏と名前がかぶるのですが……大丈夫なんでしょうか。
どこまでアニメ化されるのか?
さて、構成的に大きな手が入っていることが予想されるアニメ版マギアレコード。
果たして、原作でいうとどのあたりまでアニメ化されるのでしょうか。
ゲーム内で全10章にて構成される原作ストーリー。
ボリューム的には、丁寧にやれば4クールも可能な密度を誇っています。
きっちり構成を整えれば2クール程度にまとまる可能性もありますが、
1クールアニメだった場合は、果たしてどこまで映像化されるのでしょうか。
アニメの放送告知映像では、原作序盤の展開を思わせる映像が多く見られました。
序盤から制作されていくのは間違いないでしょう。
ずばり、アニメは新キャラを上手く使ってシナリオ進行を調整しつつ、5章までアニメ化されると予想します。
メインキャラクターが揃うのが5章なので、
ここまでやらないと尻切れトンボとなってしまうからですね。
なので、最低でも5章までアニメ化しないとまとまらないのです。
ある意味この予想を証明しているのが、
昨年公演された舞台版マギアレコード。
ごく短い公演時間で、一気に5章まで見せる形となっていました。
1クールであれば駆け足気味になるものの、
なんとか5章までアニメ化することは可能でしょう。
駆け足気味で置いてけぼりを喰らいかねない話を繋ぐために、
新キャラが上手く機能するのではないかと考えています。
欲を言えば、1部全てアニメ化してもらいたいところですね。
10章クライマックスを全部映像で見たいので。
ゲーム内では多数のムービーが採用されていますが、
ムービー化されていないところも含めてクライマックスの連続だったので、
アニメ映えすると思うのですが。
そもそもマギアレコードとは?
ここでは、一度マギアレコードに関して振り返ってみたいと思います。
マギアレコード-魔法少女まどか☆マギカ外伝-は、2017年にリリースされたスマートフォン向けRPG(スマホアプリ)です。
タイトルの通り2011年に放送されたTVアニメ・魔法少女まどか☆マギカを原作とした作品となっています。
2015年、魔法少女まどか☆マギカと物語シリーズ(西尾維新原作のアニメ作品)のコラボイベント
「MADOGATARI展」東京凱旋展示場にてリリースが告知され、
配信延期を経て2017年夏に正式リリースされました。
同じく「MADOGATARI展」にてコンセプトムービーが公開された
「魔法少女まどか☆マギカの新作アニメーション」よりも
展開が先んじてしまった形となりましたが、
専門雑誌・きららマギカの休刊に伴い
止まりかけたシリーズ展開を繋ぐ作品となりました。
現時点で動きのない本編に対し、
本作はすでに第2部のリリースが決定しており、
今回かねてより告知されていたアニメ放送も決定したという形になります。
コンセプトムービーはどこへ
さて、マギアレコードのアニメが放送される一方、
原作である魔法少女まどか☆マギカの新作はすでに5年間ペンディングされた状態となります。
シナリオライターとして基本設定からストーリー運びまで手掛け、
一時期は本作の成功を受けて、
仮面ライダー鎧武やゴジラ 怪獣惑星といった、
日本を代表する作品のシナリオを担当する多忙な生活を送った虚淵玄氏も、
ここ数年は一時期の過剰労働状態は抜け出せたようです。
そもそも、コンセプトムービーの制作が決定された理由が、
暗礁に乗り上げていたまどか☆マギカ新作の筋が決まったからと言われていました。
すでに4年、
煮詰めるべき部分も煮詰まっていておかしくないと思うのですが。
もっとも、マギアレコードの制作にシナリオ以外のマンパワーが大きく割かれているのも事実です。
魔女空間をデザインし、映像面で「まどか☆マギカらしさ」を作り上げた劇団イヌカレーは、
マギアレコードの各種設定を制作・提供し多忙な状況にあるようです。
キャラクター原案として、
新作でもデザインに深く関わることになるであろう漫画家・蒼樹うめ氏も、
新魔法少女デザインなどで苦労が耐えないとのこと。
そしてマギアレコードに潤沢なアニメーション映像を提供しているアニメ制作会社・シャフトは、
本作以外の業務がほぼ停止している状況です。
原作とはいえ、マギアレコード以外に力を割く余裕は無いのでしょう。
売上もわずか2年で原作を優に超えている状況ですから、
各企業、特にまどか☆マギカ・マギアレコード双方に関して直接金銭的リスクを背負っているアニプレックスとしては、
本編を止めてマギアレコードに全力を注いだほうが、
確実かつ安全なのでしょう。
原作ファンとして残念な部分もありますが、
火が絶えるよりはるかにいいと思っています。
ペンディングの間に練り込みが進み、
本命(であるはず)の原作最新作のクオリティが上がる可能性もあります。
とにかく、数年ぶりにきっちり動く新作アニメーションとして、
まどか☆マギカシリーズがブラウン管に帰ってきます。
全力で楽しみましょう!
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