「針供養」って、なかなか聞き馴染みのない言葉ですよね。
「針供養」とは、折れたり、錆びたり
使えなくなった針を
労い、感謝の気持ちを伝え、供養する行事です。
一般的に豆腐かこんにゃくを使うのですが、
地域によって、使うものや、日にちなどの違いはあるのでしょうか?
東京と名古屋の供養の違いはあるのか
調べてみました。
針供養では豆腐かこんにゃくが使われる!使われる理由とそのルーツは?
針供養では、折れたり、錆びたり、
使えなくなった針を
豆腐やこんにゃくに刺して、労いや感謝の気持ちをお祈りします。
なぜ、豆腐やこんにゃくに刺すのか?
それは、今までかたい生地などを縫って、
頑張ってくれた針を最後くらいは柔らかいところで
休ませてあげたいということから
豆腐やこんにゃくが使われているようです。
他にも柔らかいものはあるのに
なぜ豆腐やこんにゃくなったのでしょうか?
気になりますよね。
「豆腐のように色白になれる」とか「マメに働くことが大切だから」という
意味があるという説もあります。
こんにゃくが使われるのは、豆腐のように柔らかいからということのようです。
どちらを使うにしても、針を大切にする気持ちから
豆腐やこんにゃくと使うようになったのですね。
結論:針供養に地域での違いは無し!
東京と名古屋でどういった違いがあるのかを調べた結果、
神社によって
針供養に使うのが、豆腐かこんにゃくの違いだったり、
12月8日にするのか2月8日にするのかの違いで、
供養したい針を持っていき、豆腐やこんにゃくに刺して
感謝の気持ちをお祈りするという流れは同じでした。
少し違いがあるとすれば、
ぜんざいをふるまったり、
豆腐を売っていたりするところもあるので
神社ごとにそういったイベントをしているかどうかの違いですね。
まとめ
今回は、東京と名古屋の針供養の違いについて、調べました。
以前は、関東と関西で供養をする日が違ったり
していたようですが、
現在は、そういった違いはなくなっているようです。
どの神社も供養の流れは同じで、
違うのは、使うものや日にち、
あとは、神社によってイベントがあるのかどうかの違いです。
物や道具を大切にする日本ならではの行事、
これからも続いていってほしいなと思いました。
今まで頑張って活躍してくれた針を
労い、感謝の気持ちをお祈りする大事な行事です。
これまで、馴染みがなく行ったことがないという人も
この機会に使えなくなった針を持って、
参加してみてはいかがでしょうか?
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