BLAZBLUE CROSS TAG BATTLEのバージョンアップ版、Ver.2.0が2019年11月22日にリリースされます。
新規参戦キャラでひときわ異彩を放つのが、『アカツキ電光戦記』から参戦する電光戦車です。
今回は電光戦車とは一体何者なのか、まとめてみました。
禁断の決戦兵器「電光戦車」とは!
奇抜なキャラや危険設定、色物キャラが集う『アカツキ電光戦記』の中でも、特にやばいキャラクターが電光戦車です。
そもそも人対人が基本の対戦格闘ゲームで、戦車というのがインパクト抜群。
画面を占拠するその姿は、正に決戦兵器。
更に「対戦車戦用意!」の専用特殊イントロが挿入されるなど、その存在感を高める要素が満載されています。
BBTAGのムービーでも「対戦車戦用意!」のセリフがありましたね。
タッグパートナーが戦車ではないため、ゲーム内では出てこないと思われますが、文字通り通常バトルとは違う要素を見せてくれることでしょう。
さて、禁断の決戦兵器という謳い文句は、実は単なる箔付けではありません。
なぜ禁断なのか。
なんと、動力に行きた人間を投入し、使い捨てているのです。
動力に投入されるのは、戦えない負傷兵。
しかも複数人を一気に投入するという鬼畜ぶり。
非人道的すぎることが「禁断」の由来と言えるでしょう。
実は萌えキャラ?意外な扱い
さて、鬼畜にして禁断の兵器たる電光戦車ですが、ファンからはアカツキ唯一の萌えキャラと言われることさえあります。
理由はいくつかあります。
1.動きが地味に可愛らしい
電光戦車は戦車を格闘ゲームに落とし込んだ関係で、地味にいろいろな動きが戦車らしからぬものになっています。
わかりやすいのが立ちとしゃがみでひょこひょこ動く砲塔。
顔がついていることもあり、立ったりしゃがんだりしていると可愛げのある首振り動作を見せてくれます。
また、戦車らしくキャタピラを使って前後移動するものの、その移動速度はかなり遅いというのもまた萌えポイント。
キャタピラの音をキュルキュルと立てつつガタガタ揺れながら、のっそり動く姿は普通に可愛いです。
「アカツキ電光戦記」のキャラが曲者ぞろいであり、女性キャラもまたその例にもれないこともあり、裏返って電光戦車が一番可愛げを発揮しているのも一因と言えるでしょうか。
インパクトもあわせ、マスコット的な立ち位置にいるキャラなのです。
2.想像以上に弱い
戦車たるもの、たかが人相手に遅れを取ることはない……と思われるかもしれませんが、そこはどのキャラでも戦いが成立することが最大の特徴である対戦格闘ゲーム。
他のキャラは戦車と対等に立ち回れます。
戦車らしく小技ではのけぞらない特徴も持っていますが、すべてのキャラが比較的簡単にけぞらせることが可能。
それどころか、その大きさが災いして全キャラに電光戦車専用の高火力・高効率コンボが存在するという弱点を抱えています。
対戦車コンボで対戦車戦用意!
立ち回りでも、近距離でできることが乏しい上に前後移動が遅いため、相手にとって有利な近距離を極めて取られやすいという明確な弱点も持ちます。
相手のジャンプ攻撃に対抗しにくいというのも接近を許しやすい弱点となります。
結果として、対戦では戦車らしからぬ近距離戦でボコボコにされ、戦車らしからぬダメージ量で負けを積み重ねることとなったのです。
意外と強い?驚異の「ギャラルホルン」
しかし、弱いばかりではありません。
多数の飛び道具は読み合い次第で遠距離の相手を封殺できる回転率です。
更に、全ゲージで使用する最終特別攻撃「ギャラルホルン」は即座に極太ビームを発射、ガッツリ体力を奪うという凄まじい性能を誇っています。
一時期は対戦では使えないという評価が下されていた電光戦車。
ですが、現在は距離を保てれば相手が接近するまでに飛び道具で対抗することが可能。
更に不用意な行動にはギャラルホルンを叩き込めるという制圧力の高さ。
以上のことが評価され、下位ではあるものの十分戦えるという評価に落ち着いているようです。
BBTAGではどうなるのか
BBTAGでも、その体躯がインパクト抜群な電光戦車。
公式の発表によれば、原作ののけぞりにくい性質は攻撃にアーマー(一部攻撃を無効化する性質)が付与されることで再現されるようです。
また、ギャラルホルンはディストーションスキル(普通の超必殺技)に格下げされ、原作ほどの圧倒的速度ではないものの他の追随を許さない速さを実現しているようです。
ただし殆どのディストーションスキルに付与されている無敵は無く、潰されやすいリスクを持っているようです。
また、空中から落下し血を揺らすジャンプCはガード不能に設定されています。
単体同士の戦いならこちらもジャンプすることで回避が可能ですが、本作にはパートナースキルを使って相手を地面にロックする事ができるので、ガード不能を確定させることも容易となります。
電光戦車はBBTAGの世界でマスコット扱いを脱し、決戦兵器として活躍できるのか!
Ver.2.0のリリースを待ちましょう!
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